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バス避難訓練

先日、園バスで園児の置き去りによる痛ましい事件が起こりました。

サニーサイド保育園では園外保育の際に園バスに乗ることがあるので、この事件を受け、子どもたちの命を守るため、3歳以上を対象にバス避難訓練を行いました。


園バスに乗っていて居眠りをし、目が覚めた時には周りに誰もおらずバス内に残されてしまっていたということを想定し、園長先生からレクチャーを受け、一人ひとり訓練を行いました。


みんなとても真剣で、眠っている演技もしっかりしています。


目が覚めて取り残されたと気づいたら、まず窓を叩いて助けを求めます。




「助けてー!」と叫んでも外に聞こえないと分かり、マスクを外して大きな声で叫ぶ子の姿もありました。


それでも助けが来なかったら、座席と運転席の間にあるポールを乗り越えてクラクションを鳴らすことを教わりました。

子どもたちには運転席との境界を乗り越えるのも一苦労です。




1回押してみただけでは鳴らず、何度か押してみて力の入れ方や押す場所が分かり、クラクションを鳴らすことができました。




まだ手の力だけでは鳴らせないぺんぎん組の子たちには、ハンドルに座り、お尻で押して鳴らすことを教わりました。




手で押しただけで音が鳴らないと気づき、足で鳴らす子もいました。





いざこのような場面に遭遇してしまった場合、訓練通り声を出し、動くことは難しいと思います。でも、子どもたちの頭の片隅に自分の命を守る術が残ってくれていることを願います。

私たち職員も、園外保育や散歩の際の人数確認を怠らないよう、改めて気を引き締めて保育して参ります。


今日の訓練のことをご家庭でもお話されてみて下さい。そして、バスだけでなく自家用車でも同様に助けを求めることを再度お伝えいただけると幸いです。


                          保育士 松山

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